その不調、背骨のS字が崩れているサインかも?腰痛・肩こり・首コリと姿勢の関係:前編

こんにちは!トレーナーの新井です。
皆さん、腰の痛みや首・肩の凝りを感じたことはありませんか?実は「GROUND RULE.」のお客様からも、身体の悩みで一番多く聞かれるのが「腰痛」と「首・肩の凝り」なんです。
なぜこんなにも多くの人が、腰や首の悩みを抱えているのでしょうか?それは、私たちの身体の構造と、日々の生活習慣が大きく関係しているんです。
今回は、その秘密を「背骨のS字カーブ」というキーワードを使ってご説明します!
こんなに多い!腰痛・肩こりに悩む人
厚生労働省の国民生活基礎調査(2022年)によると、日本人が抱える自覚症状の第1位は「腰痛」。そして第2位は「肩こり」!
また別の調査では、約80%の人が生涯で一度は腰痛を経験するとも言われており、70%以上の方が慢性的な首・肩こりに悩んでいると報告されています。これらの腰や首の症状は、まさに現代の新たな生活習慣病の一つと言えるかもしれません。
では、なぜこれほどまでに腰や首に痛みが出やすいのでしょうか?
その原因の一つが「背骨のカタチ」、つまり“背骨のS字カーブ”にあるのです。
背骨はなぜS字になっている?

人間の背骨は、横から見るとゆるやかなアルファベットの「S」の字のようなカーブを描いています。
- 首(頸椎)→ は少し前へ
- 背中(胸椎)→ は少し後ろへ
- 腰(腰椎)→ は再び少し前へ
人間がこのS字カーブを持っていることで、以下のような重要な役割を果たしています。
- 重たい頭(約5~6kg)を支え、負担を軽くしてくれる
- 歩いたり走ったりした時の衝撃を吸収
- 体をしなやかに動かしたり、バランスを取ったりしやすくしてくれる
首と腰がつらくなりやすい理由
実は、背骨の中でも「首」と「腰」はとても動きやすく、しかも筋肉だけで支えられている場所です。
それに比べて背中(胸のあたり)は肋骨と胸骨に守られていて、比較的安定しています。
しかし首と腰の部分は、肋骨のような骨でガッチリ支えられておらず、ほとんどを筋肉やじん帯の力で支えているため、長時間姿勢が崩れたり、スマートフォン等を使うと支える筋肉が疲れてしまい、痛みや不調へと表れてしまいます。

理想的な姿勢って?

体に負担が少ない理想的な姿勢は、横から見たときに、耳、肩、股関節、膝のやや前、足首のくるぶしが一直線に並んでいる状態と言われています。この姿勢が保てていると、S字カーブがきちんと機能して、重さや衝撃が効率よく分散され、特定の場所に負担が集中するのを防いでくれます。
日常の姿勢が、知らない間に不調の原因に!
私たちは毎日、様々な姿勢で過ごしていますよね。
- 座りっぱなしの仕事:腰のS字カーブが失われ、猫背や反り腰の原因に。
- スマホの見すぎ:首がまっすぐになってしまう「ストレートネック」になり、首や肩に大きな負担が。
- 運動不足:体幹の筋肉が衰え、姿勢を支えきれなくなることも。
このように、日々のちょっとした姿勢の癖や習慣が積み重なって、最終的に腰や首のツラさにつながってしまうんです。

まとめ
背骨はS字カーブになることで、頭を支えやすくし運動時の衝撃を分散させる。
特に腰と首は、筋肉で支える部分が多く、姿勢が崩れると負担がかかりやすい。
日々の姿勢や運動習慣でS字カーブが崩れることで、腰や首のツラさに大きく影響している。
皆さんの腰や首の不調は、もしかしたらS字カーブが崩れた「姿勢」のサインかもしれません。まずは、ご自身の姿勢に意識を向けることから始めてみませんか?
後編では、もう少し専門的な目線で説明しますね。気になる方は、ぜひ「GROUND RULE.」のトレーナーにご相談ください!