自分を変える習慣作り

こんにちは。GROUND RULE.代表の矢野耕二です。

今日は年内最後の投稿という事で、私自身の「ランニング挑戦記」に絡めた内容も踏まえて、「習慣」について考えてみたいと思います。

過去のブログ「運動は継続するのが大事! 運動の重要性と続けるためのヒント」でも運動を習慣化させる6つのヒントを紹介しましたが、今回は重要だと思う事を振り返ってリメイクも兼ねてます。是非、参考にされてください。

習慣とは、

「特定の行動や思考が繰り返されることによって、その人の日常生活の一部となり、しばしば意識することなく自動的に行われるようになる心理的、行動的な傾向。

また、

「日々の小さな行動から、より大きな生活様式に至るまで、幅広い範囲をカバーします」

という様な内容がネットで調べてみると記載があったりします。

意識することなく。無意識です。皆さんはどんな事を普段から習慣化されてますか?

多くの方が必ずやる事と言えば、「歯磨き」ですよね!

これは朝と夜だけの人、食後は必ず、それぞれいると思いますが、ほぼ無意識で行動出来ていることだと思います。

他にも

毎朝体重計に乗る!

朝起きたら必ず白湯を飲む!

毎日、10分以上読書をする!

毎日人に必ず感謝を伝える!。。。と様々とあると思います。

これらは繰り返しによって形成されるものであったりしますが、個人の経験、環境、教育など多くの要素も影響します。時には意識的な努力によって変更されることもあると思います。しかし、無意識のうちにいつの間にか習慣化されていたということが多いのではないでしょうか。

習慣の例としてのランニング

前置きが少し長くなりましたが、そのような事を前提に話を進めると、

私がほぼ毎月続けている。習慣化されているとい言っても良い「ランニング」。この取り組みを絡めて、「自分を変える習慣作り」として皆さんにシェアさせていただきたいと思います。

実は、3年前のコロナ禍に入ってまもなく、私は「月間100キロ走ろう!」という感じで、全国各地にいる友達とStravaというランニングアプリを併用しながら。。。挑戦に取り組むことにしました。

その時は、

正直、途中で辞めてしまうのではないか。。という不安もあり、公に宣言することもなくスタートしました。それから3年。なんとこの12月で3年半、一度も途切れる月無く続けることができたのです。。。。

そう3年間半です。もちろん競技として真剣にランニングに取り組んでいる方からすれば、当たり前のことですが、私にとってはこの3年半休む事なく、というのは間違いなく資産になっていると思います。

月間100キロ。。。。。。最初はどれくらい続けられるのか心配でした。

最初は5キロぐらいからスタートし、ほぼ休み日を入れず毎日。時間がある日は少し長めに走ったりしながら、気がつけば1ヵ月目で100キロの壁を超える事が出来ていたんですね。。。習慣が定着化するまでに21日説というのもありますが、だいたい1ヶ月間毎日継続出来れば、感覚として「いける」とこの時思いました。

そして、この3年半、あとは「自分で決めたことは守る!」という事にコミットし、取り組んできました。

習慣作りの重要ポイント

その中でいくつかみると、

1)決断力:(○○する時間を決める)

そもそもやるか・やらないという考えではなく、今日はどこを走ろう。どれぐらいのペースで走ろう。。とやらない選択肢を持たない事が重要です。

同じ時間であったり場所で取り組む事も迷わず出来て良いと思います。行う時間は、誰にも邪魔されない「朝」に限ると個人的には思います。

ただ、目標を大きく持ちすぎても、出来なかった時の諦めに繋がってしまうので、走るという事だけをブラさずに、距離 または 時間、そして走るペースなどを変数に入れると良いです。

実際に、出場したマラソンの大会前にやっていたんですが、あらかじめ走るメニューを作るというのも迷わず取り組めて良いかもしれません。

2)モチベーションを上げる道具(モノ)を手に入れる

報酬というと大袈裟かもしれませんが、先ずは、お気に入りのランニングシューズを買って、次にこれをクリアしたらウエア、さらに上級向けのランニングシューズとか、、、少し自分自身にご褒美を与えるというのは良いと思います。

シューズはもう何足買い換えましたかね。。。

3)目標を決める

具体的には何か大会やイベントに出場してみるというのもお勧めです。

私の場合は、タイミング良く友人の誘いもあって、フルマラソンやハーフマラソン、そして、なんとトライアスロン(オリンピックディスタンス)にも挑戦しました。このコロナ禍の3年でフル2回、ハーフ1回、OD3回をチャレンジをしたのです。

4)記録する

スマートウォッチがあれば、ただスタートボタンを押すだけでGPSと連動して記録が残せるのでお勧めです。毎月の走った記録をきちんと残せるので、モチベーションにも繋がりますし、毎回メモに書かなくても良いので、非常に便利です。フォームをチェックしてくれたり、後から分析も出来たり、トレーニングメニューを組んでくれるものもある様です。

5)デジタルの活用

どんな音楽を聴きながら走ろうかな?といった様に、走るという視点から少し変えると、楽しむという事にも繋がると思いますし、時間の有効活用にもつながります。

私は、稀に音楽を聴きながら走る事はありますが、音声ラジオでNEWSなど最新のトピックやビジネスの情報を聞いたり、オーディオブックなどを聞くのが特に合っている様です。このaudiobookのお陰で多読にも取り組む事ができました。

最近「タイパ」という言葉もよく耳にするようになりましたが、運動と読書は一石二鳥の効果があると感じます。

6)伴奏者をつくる

ストラバというアプリで離れている仲間とグループで目標設定して取り組んだのも良かったと思います。なかなか仲間と一緒の時間を確保するというのは難しいと思いますが、ストラバの様なアプリで離れている仲間とそれぞれが好きな時間で走り、情報をグループ共有して参加出来るのは競争にも繋がるので良かったと思います。

7)自己信念を持つ

少し違った意味での高い目標、信念、マントラみたいなものを設定し、自分自身を信じることも必要です。

例えば、どんな人になりたいのかとか?を考えてみたり、自分自身がそのように出来る人間だと信じたり、、その信念に基づいて行動することも重要だと思うんです。マインドセットとかでも言われたりしますが、大人になって、仕事以外の事でも真剣に取り組み、目標を達成したら、嬉しいですよね。今日走れたら、今日の自分に自信を持って行動できるとか。。。

私自身は、どちらかと言うと。。。有言実行タイプの人間だと思いますので、「人との約束はもちろん、自分自身との約束を守る人になりたい」と思うようにしています。

今振り返れば、ただ走るだけでは、これだけの長い期間続けて、目標を達成することは難しかったかもしれません。

「やらなきゃ行けない」環境

友人とマラソンやトライアスロンの大会に出る事、その目標そのものが走らざるを得ない状況を作り、なんと言ってもトレーナーとしてのプライドも少しは持ちながら、自然と「やらなきゃ行けない」環境が出来ていったんだと思います。

月間100キロ走ることや一週間で10キロ以上走ることは大変なことですが、それを達成することで自信がつき、次の目標も達成できる自信が生まれます。言ったことは必ずやるというアイデンティティも少しずつ強くなって行く思います。

最後に、これは私の好きな言葉で、小説家の村上春樹さんが「走ることについて語るときに僕の語ること」の書籍の中で述べられていた事を紹介します。

忙しいからといって手を抜いたり、やめたりするわけにはいかない。もし忙しいからというだけで走るのをやめたら、間違いなく一生走れなくなってしまう。走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。 僕らにできるのは、その「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。暇をみつけては、せっせとくまなく磨き続けること

「習慣づくり」意識して取り組む事はなかなか難しいところもありますが、マラソンに限らず、ダイエットや勉強にしても同じことが言えると思います。参考になる部分があれば、是非自分に置き換えて取り組んでみてもらえたら嬉しいです。

ということで、2023年もあと1日。今年もありがとうございました。そして2月は北九州マラソンに会員の皆さまとエントリーしています。一緒に目標に向かってゴールしたいと思います。

皆さんの新年の挑戦を楽しみにしています!

GROUND RULE.代表 矢野耕二

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