人は何歳になってもチャレンジできる!  初めてのトライアスロンで学んだこと

人生初のトライアスロンにチャレンジすることを決意

 

202294日、天気は曇りのち晴れ。

この日、私は49歳にして、生まれて初めてトライアスロンに挑戦しました!

参加したのは、「1Mt.富士トライアスロン富士河口湖2022」。まさに、富士山を臨む景観の良い場所でのレースでした。

 

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こんにちは、GROUND RULE.矢野耕二です。

 

みなさん、トライアスロンってどんな競技かご存じですか?トライアスロン競技は、スイム、バイク、ランの3種の競技を、途中の着替えなどの準備(トランジッションと言います)もしながら連続して行う競技です。距離によって「ショート」「ミドル」「ロング」と設定されており、大会によって異なります。

 

・スプリント・ディスタンス

スイム750m バイク20km ラン5km

 

・オリンピック・ディスタンス(通称:OD)
スイム 1500m バイク 40km ラン10km

 

・ミドル・ディスタンス(ODの2倍)
スイム 2000m バイク80km ラン20km

 

・ロング・ディスタンス(ODの約3倍)
スイム3km以上 バイク91km以上 ラン22km以上

 

・アイアンマン・ディスタンス(ODの4倍強)
スイム 3800m バイク 180km ラン42.195km

 

今回私が参加したのは、オリンピックの種目でもある「オリンピックディスタンス」51.5kmです。「ショート」の部類になる競技ですが、ショートとはいえ、それなりに距離があります。

 

初めての参加ではありますが、仕事柄、日々のトレーニングはきちんと行っていましたし、体力にも自信はある。せっかく参加するなら、と「トータルで3時間を切る!」を目標に立てて申し込みをしました。

 

 

緊張の河口湖スイム

 

いざレース。

一番大変だったのは河口湖でのスイムです。オープンウォーター(自然の海や湖、川などのこと)で泳ぐのは初めての経験。プールで泳ぎの練習はしていたものの、3種目の中では水泳が一番慣れていない競技でしたし、サーフィンの様にボードがある以外で足がつかない状態で1.5kmも泳いだことはありません。大会の前日に、河口湖でスイム講習があったので、「一度泳いでおこう」と参加し、ようやく湖で泳ぐ感覚を掴んだくらいでした。

 

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当日はスイムからスタート!6秒ごとに4人がスタートして、一気に約1000人近くが湖を泳いできます。

 

遅い人と早い人が入り乱れてコース取りをするので、湖はもう格闘技場状態。人の手も当たるし、ぶつかられたり上に乗られたりといったことが起きて、なかなか経験する事が無い緊張感を味わいました。

 

そんな環境の中で泳ぎを進めて行くので、私はずっと不安を抱えていました。途中でゴーグルに水が入ると立ち泳ぎをしながら水を出すのですが、装着し直した後にまたすぐ水が入ってきてしまう。「まだ1000mくらいあるけど、大丈夫かな……」と考え始めると、どんどん呼吸が苦しくなってきて。おそらく、不安が呼吸に出たのだと思います。少し立ち泳ぎをして、また泳いで……を繰り返しているうちに段々と慣れてきて、ようやく平常心で泳げるようになりました。

 

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そんなスイムも、最後の方は泳ぎながら雄大な富士山を眺めて「綺麗だな」「ああ、幸せだなあ」と思ったりする余裕も出てきました。いろいろありましたが、なんとか1.5kmを泳ぎ切ることができました。

 

バイクとランも無事に走り終えて、目標を達成

 

スイムを終えたら、次はバイクです。バイクに向かって走りながらウェットスーツを脱ぎ、ウェアに着替えて靴を履き、少しエネルギーを補給したらすぐにスタート!バイクは距離こそ40kmと長いものの、景色が綺麗な中を走ったので本当に気持ちがよかったです。

 

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水泳が終わってすぐに1時間ちょっとの距離を漕ぐのは大変でしたが、転倒やパンクなどの不安を頭の隅で意識しながらも、特に問題なく走り切ることができました。

 

そして、最後はラン。ラスト10kmです。普段から月に150kmほど走っていることもあって、ランが一番慣れている競技。とはいえ、さすがに足も重くてなかなか前に進まない感覚がありました。それでも、走っているうちにどんどん前の人を追い抜いていくことができて。一緒に参加した人たちともすれ違いざまに手をあげてコンタクトを取るなどして、きついながらも楽しく走ることができました。

 

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そして、無事にゴール!!

 

 

「終わったー!!」という達成感もそこそこに、タイムが気になっていた私。すぐに確認すると、結果はトータルタイム2時間53分、順位は280位でした。タイムの内訳は次の通りです。

・スイム 36分40秒

・バイク 1時間27分30秒

・ラン 48分53秒

「3時間を切りたい」と思っていた私としては、無事に目標達成です!

 

申し込んだものの当日参加していない人や、スイムスキップ(泳がず、バイクとランだけ参加する人)などを除くと、実際の参加者は800人程度。その中の280位だったので、初参加にしてはまずまずの結果だったのではないかと思っています。一緒に参加した人たちも「早かったね!」と声をかけてくれて、うれしかったです。

 

49歳での初挑戦、見事成功することができました。

 

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一方で、「あそこを改善すると、もう少しタイムを縮められたんじゃないか」といった欲も出てきて。どうやら、次も参加することになりそうです。

 

50歳を目前に、チャレンジし続けられる自分でいたかった

 

さて、なぜ私がトライアスロンに参加することになったかというと、きっかけは周りのトライアスロンに参加している人たちから「一緒に参加しましょうよ」と誘われたことでした。仕事柄、特別無理な挑戦とは思わなかったのですが、いざ誘われると参加するかどうかは少し迷ってしまいました。

なぜなら、レースに参加するとなると、それなりにトレーニングをしないといけないし、道具の準備もいる。練習に時間が取られるのもちょっと億劫で……。最初のうちは、なんだかんだと「やらない理由」を探しているところがありました。

 

しかし、せっかくトレーナーという仕事をしているのだから、自分がモチベーションを高くトレーニングに取り組んでいる姿をお客様に見ていただくのも大事なこと。そう思って、思い切って参加を決意しました。

 

実は、参加を決めたのにはもう一つ理由があります。

それは、私が来年、50歳を迎えることです。

 

私は50歳を迎えるにあたって、本田直之さんの著書『50歳からのゼロリセット』を読み終えたところでした。本書には「人はやる気になればいつからでも代われることができるし、成長していくことができます」と書かれていました。

 

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元々私は、成長し続けていたいタイプ。しかし、スポーツは愛好家としては長年楽しんできたけれど、突き詰めて練習をする機会が最近は無くなっていて。参加する理由として、確かに仕事の面でプラスになるとは考えましたが、それと同じくらい「何かを成し遂げたい」という気持ちがあったからです。

そして、50歳になろうとしている私が、初めてトライアスロンに参加することで「何歳になってもチャレンジできるんだよ」とお客様や周りの人に言えるのではないかと思ったんです。

 

目標と計画を立て、トレーニングを続けた5カ月

 

こうして参加を決意した私は、「挑戦するからには、初心者とは言え、良いタイムを出したい!」と考え、きちんとプランを立ててトレーニングを始めました。ウエアや自転車など道具をそろえて、本格的にトレーニングを開始したのはレースの約5カ月前から徐々にスタート。基本的に週6日スイム、バイク、ランの何らかやる練習に当てました。

 

走るのは週に4〜5日。1日5〜10kmを走りました。元々、毎日走っていたので特に問題はなかったのですが、大変だったのは水泳です。久々に泳ぎましたし、最初は50m泳ぐのもやっと。本番では足のつかない湖で1.5kmも泳がなければなりませんから、最初のうちは少し不安に感じていました。それでも、練習を重ねるうちに、段々と泳げるようになっていきました。

 

バイクは週2回で、1回につき40〜50kmを走りました。競技用の自転車なので、かなりスピードが出ますし、走る距離も長い。体力も必要でしたが、乗りこなせるようになると、比較的楽しく練習することができました。

 

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こういったトレーニングを5カ月間ほぼ毎日続けたわけですが、モチベーションを保ってくれたのはスマホのアプリでした。一緒に参加するメンバーで同じアプリを使うことで、今日、誰がどんな練習をしたかを共有することが可能で。「よし!みんなも頑張っているから、俺も負けてられないぞ!」と心の支えになりました。

こうして、5カ月間のトレーニングを乗り越え、レースに参加したのでした。

 

同じ時間が流れるなら、少しでも自分の経験につながることを

 

今回トライアスロンに参加してみて、改めて感じたのは「なんでもまずはしてみることの大切さ」です。どんなことであっても、少しでも「やってみたいな」という気持ちがあるならしてみたほうがいい。ダメだったらやめればいいだけの話ですから。

そして、目標設定の大切さも感じました。自分が思うより少し高めの目標を設定することで、達成した時には成長した自分を感じることができます。

また、トレーナーとしては、レースに向けて本気でトレーニングに取り組むことで、競技をする人の気持ちがわかったのもよかったと思います。実際に競技をされている方々の視点に立って考えることができましたし、する方にならないとわからないこともある。この経験を通して、トレーナーとしてのアドバイスにも深みが出るのではないかと思っています。

そして、50歳を迎えようとしている今、新しいことにチャレンジし続けている自分でいられることもとても大事だと感じています。

人生100年時代において、50歳はちょうど折り返し地点。このタイミングでトライアスロンにチャレンジして「まだまだやれそうだ」と思えたことは自信にもなりましたし、「頑張ればまだなんでもできるんだ」と思うことができました。

 

今回参加したことで「次のレースにも参加して、もっとタイムを縮めたい!」と思うようになりました。それに、レースのために富士河口湖に行ったことで、「富士山登山にもチャレンジしたい」と考え始めていて。新たな目標も見つかりました!

もっともその前に、今年の11月には福岡マラソンに、来年2月には北九州マラソンにもチャレンジする予定です。まだまだトレーニングも続けますよ!

 

ダラダラして過ごしても何かに向けて頑張っても、同じように時は流れていきます。

それなら、何かに向けて努力をしたほうが自分の経験にも自信にもなる。それを実感した出来事でした。

 

来年は、富士山登山を本当に計画しようと思います!興味がある方は、ぜひ私と一緒にチャレンジしましょう。

 

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投稿者:矢野 耕二